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「自動車整備」分野で働く外国人のキャリアアップについて

こんにちは、G cube partnersの石木です。今日は特定技能の「自動車整備」分野で働く外国人のキャリアアップについて書いてみます。特定技能の自動車整備分野で働くためには、他分野同様に技能実習を良好に修了するか、技能評価試験を合格するかの2つのパターンがあります。自動車整備分野では、採用する企業様も実務経験を重視されることと弊社がサポートしている外国人で技能評価試験を合格されて採用された方はいないので、技能実習を自動車整備分野で修了された方を念頭に書かせて頂きます。

自動車整備の分野ではご存知のとおり、自動車整備士3級から1級までの資格があります。これらの資格を特定技能1号、2号就労時に取得していく事が外国人のキャリアアップになると思います。

まずは整備士3級ですが、実務経験1年以上で受験資格が認められます。この実務経験については技能実習についても認められますので、特定技能1号に変更してから直ぐに受験が可能です。特定技能1号に変更ができれば直ぐに受験の勉強を開始すると良いと思います。

次に自動車整備士2級ですが、実務経験3年以上で受験資格が認められます。この実務経験は特定技能1号での就労時に獲得することができます。従前は特定技能1号のみしか認められていなかったので、実務経験3年を取得するのが難しい状況にありましたが、自動車整備分野にも特定技能2号が認められる事になりましたので、特定技能2号で実務経験を得て自動車整備士2級にチャレンジすることも可能になりました。自動車整備士2級が取得できれば、「技術・人文知識・国際業務」への在留資格変更も可能になります。

最後に自動車整備士1級ですが、2級合格後3年以上の実務経験で受験資格が認められます。1級まで取得するのはなかなか大変ですが、将来的に母国に帰国することになっても日本の自動車整備士1級を取得していることは非常に役に立つと思います。

このように、日本で就労する事だけを目的とするのではなく、自身の経験や能力を上げてキャリアアップする過程を計画して目標をもって就労する事も大切な事だと思います。弊社ではキャリアアップについても随時ご相談も受け付けております。お気軽にご相談ください。本日はここまでとします。

 

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